塗料
塗料の成分は、塗膜になる成分と塗膜にならない成分とで構成されている。
合成樹脂塗料って?・・・水性塗料も油性塗料も含まれる。
合成樹脂調合ペイントとは一般に油性塗料のことらしい。コスパは高い。耐久性は低い。アルカリ不向き。
油性建物用ペイント・・・・アクリル板の塗装OK
水性かわら用塗料・・・・下地用シーラーが必要。
水性浴室カベ用塗料出る!・・・・浴室、台所、洗面所、居間などの壁や天井(しっくい、モルタル、コンクリート、ベニヤ板、カベ紙、ビニールカベ紙等)、窓枠などの木部。屋外壁もOK
注意※布カベ紙、オレフィン系カベ紙、ユニットバス、浴槽には不適。
アルキド樹脂エナメル=鉄部用塗料
ラッカー・・・ニトロセルローズが主成分の塗料。硬い膜をつくる。
エマルジョン樹脂塗装・・・・アクリル樹脂や酢酸ビニル樹脂が水に溶けずに分散している状態の塗料。
エナメル・・・・・・・不透明仕上げ用の顔料入り塗料の総称。光沢があり、硬い膜をつくる。
外部用ステインペイント・・・耐候性があり、屋外の木部用で、不透明仕上げになる塗料。
水性弾性塗料・・・アクリル樹脂エマルションが主成分。耐アルカリ性、耐候性に優れ、モルタルやコンクリート、外壁に適している。厚みと弾力があり、ひびわれしにくい。
シルバーペイント・・・合成樹脂塗料に微細なアルミ粉を混ぜたもので。熱を反射するので、トタン屋根や貯蔵タンクなどに適している。
錆がくいこんで完全に除去できない鉄部の塗り替えをするときは、タンニン系錆置換剤を使用する。
鉄部の塗装・・・水性サビ止め塗装を塗った上には、水性塗料でも油性塗料でも塗ることができる。
コンクリートデッキを作った後の塗装は、最低でも3週間コンクリを乾燥させてからにする。
■NG集
- 油の敵は、ラッカーとアルカリ(コンクリ・モルタル)
- 油性塗料の上にラッカー → ×油性塗料がおかされ、しわが発生する。溶剤よりラッカーの方が強い。だから、合成樹脂調合ペイントの上にラッカーは塗ることができない。
- 油性塗料・・・耐アルカリ性が弱いから、コンクリやモルタルにはダメ。油とアルカリで石鹸になってしまうらしい。
- 試験では、つやありとツヤなし塗料を混ぜてはいけないことになっている。
- 外部用ニスでフローリング床を塗装×
- アルキド樹脂エナメル=鉄部用塗料は、亜鉛鉄板(トタン)にはむかない。伸び縮みの激しい材料なので、ついていけず、剥離してしまうことがある。
- 発砲スチロールの塗装・・・・溶剤で溶けてしまう。ラッカーうすめ液やペイントうすめ液を使用してある塗料は不適当
■うすめ液が問われる!
クレオソート・・・ラッカーうすめ液(基本的にはうすめない)■ニス
ウレタン樹脂ニス・・・耐久性がよく、乾燥が速く、床用に適している。
一液性ウレタン樹脂ニス・・・・摩擦に強く床用ニスに適している。
雨の日は、どんなニスもラッカーも白化することがある。
セラックニス・・木材節部のヤニ止め、目止め、吸い込み止めに使う。
オイルフィニッシュ・・紫檀やカリンなどをオイル仕上げする際は、繰り返しオイルを塗って仕上げていく。ニス類は塗らない。
素地に塗る下塗り剤
コンシーラー・・・コンクリ、ブロック、モルタル、ALC版、木などの多孔質材に用いる。
プライマー・・・・・金属面、プラスティックに塗装するときの下地。塗料の密着を良くしたり、と膜の耐久性を向上させる。サビ止め塗料もプライマーの一種
中 塗 り 剤
車などの金属を塗る場合、プライマーを塗った上にサーフェイサーを重ね、他の塗料を上塗りする。
砥の粉・・・・・原料は岩石。ラワン材など目の粗い木材にニス塗りする時に、目止め(導管を塞いで吸い込みを防ぎ木の表面を均一にに滑らかにする)のために塗る。
との粉は、水で練って粘土状にしたものを塗り、半乾きのうちに拭き取り、乾燥後、150番程度のサンドペーパーで余分な砥の粉を落とす。
■刷毛の種類
ローラー型ペインター・・・ベンダー・・・金属板の両面にローラーで使う毛を着けてる。ローラーや刷毛の入らない格子などの狭い箇所の塗装に。
寸胴刷毛・・・・今はあまり使われない。毛が多く、多くの塗料を含むことができるので、長時間塗れる。大きな面積に適している。
カベ、天井などの平らな部分の塗りには、コテ刷毛がきれい。ローラー刷毛特有の後がついたりもしないから。
油性ペイント・・近日中使用なら水につけておくと固まらない。使用時にはよく水気をふいてから。
金属面のサビ落とし、パテのカラ研ぎに研磨布が使われる。24~400番まである。
筋交いばけは、いパン的に、ペンホルダー式に握る
エアゾール・・・・詰まりの原因の中でも最も多いのが空吹き不足。空吹きは、一時的に使用をやめて保管する場合や、中身が残っている状態で長期間保管する際等使い終わり時は逆さにして空吹きする。
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