2014年7月13日日曜日

試験のツボ!【錠前編】 建築金物

ネットの画像などで錠前の姿を確認後、ツボを押さえると間違いない! 
     はキーワード!)

■ツボ1  シリンダー箱錠の各部名称を覚える!

■ドア外側の名称


  • シリンダー・・・・キーが入る穴
  • スペーシング・・・シリンダーの中心とドアノブの中心の距離
  • バックセット・・・ドアの端からシリンダー中心の距離

■ドア内側の名称

  • サムターン・・つまみのこと。コレを動かすことで、デッドボルトの出し入れ運動になり、鍵が掛かるワケ。

■ドアの厚み部分に関する名称

  • フロントの高さ・・・ドアの厚み部分に取り付けているプレートの高さ(交換時に必要なサイズ)
  • フロント幅・・・・・・ドアの厚み部分にとりつけているプレートの幅(  〃  )
  • ビスピッチ・・・・・・フロントの上下のネジ中心間の距離。
  • デッドボルト・・・ドアをロックするためのもの。外からはキーで中からはサムターンで。
  • ラッチボルト・・・ドアが風などで開いてしまわないためのもの。

■ツボ3  種類と特徴 特に防犯性を問う問題が出る!

ピッキングに合いやすい錠はS48年から量産された美和ロックのディスクシリンダー
鍵と錠前の知識さんが分かりやすい図解をされている!
↓ ↓ 
鍵と錠前の知識


  • 面付箱錠(シリンダー面付箱錠)・・・ドア内側に取り付ける(ということは、ドアの本体からデッドボルトが出ない!)外からデッドボルトが覗けないので、防犯性に優れている。(図解参照)
  • 円筒錠・・・今は、室内用ドアにシリンダー錠が組み込まれているデッドボルトがない
  • インテグラル錠・・・別名:本締付モノロック。これも、今は室内用。円筒錠にデッドボルトがついたもの。円筒錠よりは、防犯性はマシだが、あまり防犯性は高くない。 

  • チューブラ錠室内用。上は、ポチでろっく。これはサムターンでロック。
  • 面付本締鍵錠・・・玄関などの引き戸によく使用されている。外からはキー。中からはサムターン。召し合わせ部ではなく、引き戸と縦枠の間に取り付けること。

首回り掛金南京錠等をかけるやつ



キーの抜き差しがしにくいときはシリコンスプレーやオイルはNG。埃が付着するので、ポロン粉を使った鍵用スプレーを使用する。


  • 三角締り・・・召し合わせ部に用いる。左用と右用があり、メーカー間で仕様が統一されておらず、ばらばら。
  • ・・・ロックなしタイプ
  • 三角締り・・・ラッチボルトみたいなやつ
  • 丸落とし、フランス落とし・・・両開きドアの施錠のために片側のドアを固定させるための金具。ドアの召し合わせ(見えないところ・厚みのところ)についているのがフランス落とし
見える部分に取り付ける物は丸落とし・角落

フロアヒンジ・・・ドアクローザーの床に埋め込むタイプ。ドアが全回できる。フロアヒンジは、ドアの軸下の床に埋め込んでドアの重量を受け、その開閉スピードを制御し、ドアが急に開いたり閉じたりしないように、開閉スピードを調整することが可能。また、ドアを定位置でストップさせる機能のフロアヒンジもある。

■ツボ4 ドアクローザーとアームストッパーの違いを把握する!

  • どちらも風のあおり止め。
  • アームストッパーは、ドアを一定の角度でとめたいときに用いる。自動的に閉まらないのがドアクローザーと違う点。

  • ドアクローザーは、油圧を利用して、ドアの閉まる速度をコントロールしている。夏と冬とでは油の粘性が違うため、速度は、夏は少し早く冬は遅いのが一般的。



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