接着剤
■ツボ! 何系の接着剤か
タイル・コンクリ・ブロック・・・・酢ビ溶液系接着剤(ペースト状。高粘度。凹凸隙間OK)・・板材への発砲スチロールの接着にも。
陶器の飾り皿の割れ補修/コンクリ外壁に金属レリーフの取り付け・・・エポキシ系接着剤
共重合エマルション・・壁紙のはがれ補修に。
■ホットメルト接着剤が出る!
http://matome.naver.jp/odai/2137109050429908601熱(80-100℃)をかけて融かして接着させる接着剤。材質としては、エチレン酢酸ビニル(EVA)のような熱可塑性プラスチックが用いられる。硬化が早く、溶剤を使っていないためガスが発生しない。段ボールの接着や書籍の背表紙、電子部品の固定など工業用に多用されている。
木製フォトフレームに貝殻など小物の接着に。カーテン・ズボンの裾上げなど縫製の代わりにも。
■ツボ1!揮発性か否か、化学反応で固化か
揮発性・・・合成ゴム系接着剤。酢ビ溶液系接着剤。塩ビ樹脂系接着剤
揮発性でないもの・・(水性)酢ビ樹脂系エマルション接着剤。水分の吸収・蒸発で固化。
化学反応・・・(2液混合型)エポキシ系接着剤。シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。
■ツボ2! 要オープンタイムかが問われる!
要オープンタイム・・・合成ゴム系接着剤(5~10分)。 塩ビ樹脂系接着剤(5分程度)薄くのばして塗る
ツボ3! 硬い素材の接着向きか、柔らか素材の接着向きかが問われる!
- 柔らか ⇔ 柔らか・・・合成ゴム系接着剤 (固化後、柔軟性あり)
- 柔らか ⇔ 硬 い・・・合成ゴム系接着剤
- 硬 い ⇔ 硬 い・・・エポキシ系接着剤(金属、ガラス用)
■ツボ4! 発砲スチロールに接着できるか否かが問われる!
発砲スチロール可・・・・・酢ビ溶液系接着剤。スチロール系接着剤。ゆえに、押入れ壁面やコンクリに発砲スチロールを接着する時には酢酸ビニール溶液系接着剤。
■ツボ5! 固化、硬化所要時間
5~6時間・・・・・・酢ビ樹脂系エマルション接着剤=木工ボンド。固化に時間がかかるので仮止めする。3秒~3分・・・・・ シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。
■ツボ6! 耐水性があるか否かが問われる!
- 耐水性あり・・・・・・・・・・・エポキシ系接着剤。 合成ゴム系接着剤
- 耐水性に限度あり・・・・・酢ビ樹脂系エマルション接着剤
- 耐水性に期待できない・・酢ビ溶液系接着剤
- 耐水性なし・・・・・・・
■すき間NG
- 合成ゴム系接着剤
- 酢酸ビニール樹脂系エマルション接着剤(木のホゾが緩んだときには隙間NGのこの接着剤ではいけない。→エポキシ系を使うべき)
■ガラスNG・・・・シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。
■はくり剤NG・・・ポリエステル化粧合板
■はみ出し対策・はがし対策
- 合成ゴム系接着剤/酢ビ溶液系接着剤・・固化前固化後ともにラッカーうすめ液で拭く。
- 酢ビ樹脂系エマルション接着剤・・・固化前:水や石鹸水 固化後:カッターで削る。
- エポキシ系接着剤・・・硬貨前:ラッカーうすめ液 固化後は取れない。
- シアノアクリレート系接着剤・・瞬間接着はがし液、マニキュア除光液ではがす。
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