2014年7月28日月曜日

試験のツボ!【レンチ/スパナ/プライヤ/ペンチ/ボルトクリッパ】

レンチ/スパナ/プライヤ

■ツボ1    本締めができるかどうかが問われる!

  • メガネレンチ・・・・本締め向き
  • 片口スパナ・・・・ある程度緩んでいるボルトやナットを速く回すためのもので、本締めには向いていない。スパナで無理に力を入れるとボルトやナットをナメてしまう。そのためスパナは工具自体が短く狭いところでも使いやすい反面力をかけにくい構造だ。
  • モンキレンチも本締めには向いていない。

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←六角棒レンチ・・

ボールポイント型

  • 早締め仮締め・本締めができる。(ボールポイント側で仮締めができる。)

  • ビスに対して角度をつけて回すことができる。

■切断ができる工具かどうかが問われる


  • 針金などの切断ができるのは、コンビネーションプライヤ
(バイスグリッププライヤはできない。)

  • クリッパは切断できる。(ボルトクリッパ、ミにクリッパ)

■ツボ2 各種用途と特徴を覚える


板ラチェットレンチ5本組みセット 大阪魂 ←板ラチェットレンチ・・・・薄い構め・緩めの作業がスイッチで                 切替できるので抜かずに連続作業が可能で狭い場所で活躍。

  • モンキレンチ・・ウォームギアの口の開きを調節し、各種サイズのボルト、ナットを廻す。

  • スパナ型トルクレンチ・・・・・ボルト・ナットを締め付ける。測定工具でもあるので取扱い注意。
  • プリセット型トルクレンチ・・ボルト・ナットを締め付ける。測定工具でもあるので取扱い注意。

コンビネーションレンチは、スパナとめがねレンチの機能を兼ね備えている。



コンビネーションプライヤ・・・・プライヤーといえば、一般的にコレのこと。
結合軸を調整し、(丸い金具を左右にずらせる)口の開きを一段広げて太いものがつかめる工具で、加え部の根元に細い針金などを切る刃がついている。

バイスグリッププライヤ・・・ハンドルを握るとロックされ、物を加えたまま固定もできる。




↑ウォーターポンププライヤー



試験のツボ!【充てん剤】


充てん剤

http://www5a.biglobe.ne.jp/~nejimats/diy_jyuten.htm ←比較表 くわしい!!

ツボ1!充てん後、上塗りできるかどうかが問われる!


シリコンは、塗料の上塗りができない。

ツボ2!充てん後、肉やせするかどうかが問われる。

  • エポキシは肉やせしない。(化学反応で硬化するから)

  • アクリルは肉やせする。水分と化学反応を起こした後、水分がとぶから。

エポキシが水中でOK?が問われる!


OK作業も水中でOK。海中OK

■シリコーンと変形シリコーン(耐熱性はシリ>変シリ

どちらも空気中の水分と反応して硬化する湿気硬化タイプ

シリコーン     変形シリコーン←外壁サッシ廻り

塗料の上塗り ×      塗料の上塗り ○  (水性塗料は、硬貨後1時間~3日以内)
                               (油性塗料は、硬貨後  1日~3日以内)


浴室の木製敷居の腐りは、腐っている部分を取り除き、エポキシパテで埋める。
(油性パテは硬化しないので不適当)

セルロース系・・・・・ウッドパテといわれる充填剤で柱や壁の釘穴や割れ目、すき間の充てんに使います。木部の塗装の下地調整などに便利です。よく乾かしサンドペーパーをかければ、ほとんど傷や穴が目立たなくなります。
用途:フローリング床、家具、建具、木製玩具、木部塗装の下地調整


シリコン系・・・・・・完全耐水なので、水まわりのシーリングに威力を発揮します。耐熱・耐寒性もあり、浴室の壁など湯水がかかる場所でも劣化の心配がありません。また接着力も強いので、すき間などを埋めるだけでなく固定したい時にも使います。浴室など特に湿気の多い所には防カビ剤の入ったタイプがオススメです。
用途:浴室(タイル目地・浴槽まわり)、洗面所、トイレ、台所(シンクと壁のすき間・換気扇まわり)、サッシ、電気配線の接続の防湿・断熱・絶縁
上から盛り足してもつかない。もとの充てん剤を完全に取り除いてから、充てんする。


ポリウレタン系・・・・変成シリコン系と同様に弾性タイプ充填剤で、主に外まわりのシーリングに使われます。弾性タイプはゴム状に硬化するので材料の膨張や衝撃に対し、柔軟に対応できます。塗料がのるので、外壁の目地剤や補修剤としても使用されます。
用途:外壁モルタル、ブロック、コンクリートのヒビ、目地)

アクリル系・・・・ビニール壁紙のピン穴補修。水性で扱いやすく、塗料ものるので下地の補修に適しています。ただし水がかかる場所や耐水性が要求される場所には使えません。また温度差による肉やせが大きいので、寒冷地での使用は避けた方が無難です。
用途:和洋室(内壁・柱・しっくい)壁紙の継ぎ目


変形シリコン系・・建築一般に使われるオールマイティーの充填剤です。特に家の外のシーリング剤として多くしようされています。肉やせがなく塗料ものるので、外壁目地剤や補修剤として効果を発揮します。
用途:屋根(カラートタンや塩ビ鋼板の合わせ目、すき間)、外壁(モルタル、コンクリートのヒビ、屋根と壁の継ぎ目、サッシまわり)、配管まわり


エポキシ樹脂系・・・・・コンクリ製水路のひび割れ等。湿潤箇所に使用されるのが一般的。
陶器の洗面ボールのひび割れ補修等
温度の低いときにはドライヤー等で暖めてから使う。

ブチルゴム系・・・溶剤が揮発して硬化するタイプです。ペイントうすめ液や灯油などで表面をならしてから使用します。金属への密着性に優れています。カラートタン、波板等の重ね合わせ部の接着、充填に使用する。硬化後も弾性を保つ。塗装するときは7日後から
冷凍コンテナ等のアルミ板のジョイント部のシール。
カラートタン、波板等の重ね合わせ部の接着、充填に使用する。
冷凍コンテナ等のアルミ板のジョイント部のシール。
壁の配管穴の充填には不向きであるので注意。
合成ゴム系も・・・金属。カラートタン、波板等の重ね合わせ部の接着、充填に使用する。硬化後も弾性を保つ。塗装するときは7日後から

油性パテ・・・硬化しない。

ラッカーパテ・・木目の節に。速乾性で塗布後に塗装ができる。

発泡性ウレタンスプレー・・・発泡倍率=吐出量の約2倍で断熱効果があり、配管廻りの充てんに使用される。霧吹きで湿らせてから、スプレーする。

無機質タイル目地材(白色セメント)・・・タイルにはコレ。ゴムベラでのばしていき、棒で目地を整える。

油性系コーキング剤・・・・・非弾性タイプ(アルキド樹脂と亜麻仁油を配合。表面に皮膜を作る)が内部は硬化せず柔軟性を保ち、防水効果に優れています。外壁

外壁目地・・・・・ポリウレタン系、変形シリコン系、
外壁ひびわれ・・・・油性系コーキング剤変形シリコン系、エポキシ

コンクリ→エポキシ

ガラスの合わせ目地・・・・シリコン系(水槽にも)



2014年7月25日金曜日

試験のツボ!【クギ・ボルト・接合金物】

クギ

ツボ1 適材適クギが問われる!

   とめるべき材料を挙げられた時に、適したクギを選択できるか。下穴が必要か否か

  • ALC板用クギ(ヒットネイル) ・・・まんま
  • カサクギ・・・・頭部に傘がセットしてあり、強度大。トタン、塩ビ、ポリエステルの波板を木部に取り付けるクギ。(フックボルトは、波板を鋼に取り付け)
  • フロアクギ・・胴部をネジ状にしてあり、さびない様、めっきをしてある。フローリング根太などに止める釘で、小さい頭にはセンターポンチに合う凹みがついている。
  • シングクギ・・頭が小さく、材料の表面に埋まるのが特徴。目立たないよう、カラークギがよく使われる。胴部は、ストレ。 ハードボド、フレキシブルボド、板、化粧板、レなどに使われる。

  • ボードクギ・・・頭部が大きく、石膏ボード、ラスボードの取り付けに使われる。クローム酸処理を施しているため、錆びにくく、美しい
  • コーススレッド・・電動ドリル用木ネジ。先端鋭く、ピッチ間広く、ねじ山が高いため、保持力が高い。
  • リングクギ・・・リング状の加工がしてあり、保持力が強い。天井野縁へのボード下地の取り付け、合板の浮き上がり防止などに使われる。
  • 逆目クギ・・・スクリュークギより胴部のうねりの数が多く、保持力が極めて高い建築用の羽子板ボルト、短冊金物などの取り付けに使用する。
  • 波クギ・・・・・ 波形をした薄い鉄片。板を突き合わせ接ぎにするときなどに用いる。 
  • ステープル(又クギ)・・ワイヤー、有刺鉄線、金網を木部にとりつけるクギ。
  • カクシクギ・・・・・木製幅木の取り付けなど 
  • 大平頭クギ木毛セメント板ルーフィングペーパーの取り付けに使用する。

ネジの寸法・・実際に部材に入り込む部分が寸法(長さ)となる。

Uボルト・・・丸パイプの固定に使用。

フックボルト・・・鋼を波板に取り付けるときに使用する。

六角穴付きボルト・・・六角棒レンチで回せるよう、穴があいている。強い締め付けができる。
基礎ボルト=アンカーボルト。基礎と土台。


コンクリートプラグ(カールプラグ)
オールアンカー・・・・ コンクリートやブロックに


ALC用アンカー・・・ナットを締めると、先端が開く。


カベタップ(←だけ下穴不要)モノマックス /モリーアンカートグラー・・・せっこうボードの中空壁にとりつけできる

GL工法・・・・アンカー接着剤を団子状に貼り、下地にボードを貼り付ける工法。下地とボードの空間が少ない。モノマックスがよく使われる。

石膏くぎ・・・・いろんな角度からクギが打ち込めるように、の下穴付きのフックとセットが一般的

くら金物 /ひねり金物・・・共に斜めに交差する部材の接合に用いられる。

タッピングねじ・・・ネジ自身でねじ切りができ、下穴が必要。鉄板と鉄板の接合。

セルフドリリングねじ・・・フックを軽鉄下地に取り付けるなど、金属に。

ノープラグビス・・・・コンクリートに

セルフドリリングネジ・・・・鉄板などに。薄板鋼板に穴あけができると共に、ネジ自身でタップたて、ねじ切りができ、下穴不要。
全ネジ・・・・頭部がなく、必要な長さに切って使用できる。


シャックル←シャックル ワイヤーロープと他の金具の接続


ターンバックル・・・・・ワイヤーの張り調整



皿小ネジ
a03-03-31.JPG (7879 バイト)皿もみが施してある部材を止めるネジ。十字穴およびすりわり付(-)がある。
頭が平らなため部材から頭が出ない。
 丸皿小ネジ
a03-03-31.JPG (7879 バイト)皿もみが施してある部材に使用。頭の部分に丸みがある。           
 ナベ小ネジ
a03-03-33.JPG (6385 バイト)頭がナベ頭になっている小ネジ。十字穴付とマイナスドライバー用のすりわり付がある。
 トラス小ネジ
a03-03-34.JPG (7972 バイト)ナベ頭より頭部が大きく丸みを帯びている。
装飾用として使用されることもある。                         
 バインド小ネジ
a03-03-35.JPG (9300 バイト)
頭の部分が台型で
台の上がナベ型になっているネジ。

ばね座金(スプリングワッシャー)・・ナットの緩みどめ。(よく出る!)コイル状の座金で、ばねの力がナットの緩みどめとな
る。ちなみに、平座金は、ワッシャー。

ウェルナット・・ゴム製。薄板鋼板へのフックの取り付けなど。

ホールダウン金物・・・・柱が土台から抜けないように。

胴差しと2階梁 などの接合に。

2014年7月21日月曜日

試験のツボ!【塗料】

塗料


塗料の成分は、塗膜になる成分塗膜にならない成分とで構成されている。

合成樹脂塗料って?・・・水性塗料も油性塗料も含まれる。

合成樹脂調合ペイントとは一般に油性塗料のことらしい。コスパは高い。耐久性は低い。アルカリ不向き。
油性建物用ペイント・・・・アクリル板の塗装OK
水性かわら用塗料・・・・下地用シーラーが必要。
水性浴室カベ用塗料出る!・・・・浴室、台所、洗面所、居間などの壁や天井(しっくい、モルタル、コンクリート、ベニヤ板、カベ紙、ビニールカベ紙等)、窓枠などの木部。屋外壁もOK
注意※布カベ紙、オレフィン系カベ紙、ユニットバス、浴槽には不適。

アルキド樹脂エナメル鉄部用塗料

ラッカー・・・ニトロセルローズが主成分の塗料。硬い膜をつくる。

エマルジョン樹脂塗装・・・・アクリル樹脂や酢酸ビニル樹脂水に溶けずに分散している状態の塗料。

エナメル・・・・・・・不透明仕上げ用の顔料入り塗料の総称。光沢があり、硬い膜をつくる。

外部用ステインペイント・・・耐候性があり、屋外の木部用で、不透明仕上げになる塗料。

水性弾性塗料・・・アクリル樹脂エマルションが主成分。耐アルカリ性、耐候性に優れ、モルタルやコンクリート、外壁に適している。厚みと弾力があり、ひびわれしにくい。

シルバーペイント・・・合成樹脂塗料に微細なアルミ粉を混ぜたもので。熱を反射するので、トタン屋根や貯蔵タンクなどに適している。


錆がくいこんで完全に除去できない鉄部の塗り替えをするときは、タンニン系錆置換剤を使用する。


鉄部の塗装・・・水性サビ止め塗装を塗った上には、水性塗料でも油性塗料でも塗ることができる。

コンクリートデッキを作った後の塗装は、最低でも3週間コンクリを乾燥させてからにする。

■NG集   


  • 油の敵は、ラッカーとアルカリ(コンクリ・モルタル)
  • 油性塗料の上にラッカー → ×油性塗料がおかされしわが発生する。溶剤よりラッカーの方が強い。だから、合成樹脂調合ペイントの上にラッカーは塗ることができない。



  • 油性塗料・・・耐アルカリ性が弱いから、コンクリやモルタルにはダメ。油とアルカリで石鹸になってしまうらしい。
  • 試験では、つやありとツヤなし塗料を混ぜてはいけないことになっている。


  • 外部用ニスフローリング床を塗装×


  • アルキド樹脂エナメル=鉄部用塗料は、亜鉛鉄板(トタン)にはむかない。伸び縮みの激しい材料なので、ついていけず、剥離してしまうことがある。


  • 発砲スチロールの塗装・・・・溶剤で溶けてしまう。ラッカーうすめ液やペイントうすめ液を使用してある塗料は不適当




■うすめ液が問われる!

クレオソート・・・ラッカーうすめ液(基本的にはうすめない)

■ニス


ウレタン樹脂ニス・・・耐久性がよく、乾燥が速く、床用に適している。
一液性ウレタン樹脂ニス・・・・摩擦に強く床用ニスに適している。


雨の日は、どんなニスもラッカーも白化することがある。


セラックニス・・木材節部のヤニ止め、目止め、吸い込み止めに使う。

オイルフィニッシュ・・紫檀やカリンなどをオイル仕上げする際は、繰り返しオイルを塗って仕上げていく。ニス類は塗らない。


素地に塗る下塗り剤

コンシーラー・・・コンクリ、ブロック、モルタル、ALC版、木などの多孔質材に用いる。

プライマー・・・・・金属面、プラスティックに塗装するときの下地。塗料の密着を良くしたり、と膜の耐久性を向上させる。サビ止め塗料もプライマーの一種


中 塗 り 剤
車などの金属を塗る場合、プライマーを塗った上にサーフェイサーを重ね、他の塗料を上塗りする。


砥の粉・・・・・原料は岩石。ラワン材など目の粗い木材にニス塗りする時に、目止め(導管を塞いで吸い込みを防ぎ木の表面を均一にに滑らかにする)のために塗る。
との粉は、水で練って粘土状にしたものを塗り、半乾きのうちに拭き取り、乾燥後、150番程度のサンドペーパーで余分な砥の粉を落とす。



■刷毛の種類

ローラー型ペインター・・・

ベンダー・・・金属板の両面にローラーで使う毛を着けてる。ローラーや刷毛の入らない格子などの狭い箇所の塗装に。
寸胴刷毛・・・・今はあまり使われない。毛が多く、多くの塗料を含むことができるので、長時間塗れる。大きな面積に適している。

カベ、天井などの平らな部分の塗りには、コテ刷毛がきれい。ローラー刷毛特有の後がついたりもしないから。

油性ペイント・・近日中使用なら水につけておくと固まらない。使用時にはよく水気をふいてから。

金属面のサビ落とし、パテのカラ研ぎに研磨布が使われる。24~400番まである。

筋交いばけは、いパン的に、ペンホルダー式に握る



エアゾール・・・・詰まりの原因の中でも最も多いのが空吹き不足。空吹きは、一時的に使用をやめて保管する場合や、中身が残っている状態で長期間保管する際等使い終わり時は逆さにして空吹きする。





試験のツボ!【 接着剤 】

接着剤

■ツボ! 何系の接着剤か

タイル・コンクリ・ブロック・・・・酢ビ溶液系接着剤(ペースト状。高粘度。凹凸隙間OK)
・・板材への発砲スチロールの接着にも。

陶器の飾り皿の割れ補修/コンクリ外壁に金属レリーフの取り付け・・・エポキシ系接着剤
共重合エマルション・・壁紙のはがれ補修に。


■ホットメルト接着剤が出る!

http://matome.naver.jp/odai/2137109050429908601
熱(80-100℃)をかけて融かして接着させる接着剤。材質としては、エチレン酢酸ビニル(EVA)のような熱可塑性プラスチックが用いられる。硬化が早く、溶剤を使っていないためガスが発生しない。段ボールの接着や書籍の背表紙、電子部品の固定など工業用に多用されている。
木製フォトフレームに貝殻など小物の接着に。カーテン・ズボンの裾上げなど縫製の代わりにも。

■ツボ1!揮発性か否か、化学反応で固化か


揮発性・・・合成ゴム系接着剤酢ビ溶液系接着剤。塩ビ樹脂系接着剤
揮発性でないもの・・(水性)酢ビ樹脂系エマルション接着剤。水分の吸収・蒸発で固化。
 
化学反応・・・(2液混合型)エポキシ系接着剤シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。


■ツボ2! 要オープンタイムかが問われる!


要オープンタイム・・・合成ゴム系接着剤(5~10分)。 塩ビ樹脂系接着剤(5分程度)薄くのばして塗る


ツボ3! 硬い素材の接着向きか、柔らか素材の接着向きかが問われる!


  • 柔らか ⇔ 柔らか・・・合成ゴム系接着剤 (固化後、柔軟性あり)
  • 柔らか ⇔ 硬 い・・・合成ゴム系接着剤
  • 硬 い  ⇔ 硬 い・・・エポキシ系接着剤(金属、ガラス用)


■ツボ4! 発砲スチロールに接着できるか否かが問われる!

発砲スチロール可・・・・・酢ビ溶液系接着剤。スチロール系接着剤。
ゆえに、押入れ壁面やコンクリに発砲スチロールを接着する時には酢酸ビニール溶液系接着剤。

■ツボ5! 固化、硬化所要時間

5~6時間・・・・・・酢ビ樹脂系エマルション接着剤=木工ボンド。固化に時間がかかるので仮止めする。

3秒~3分・・・・・ シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。

■ツボ6! 耐水性があるか否かが問われる!

  • 耐水性あり・・・・・・・・・・・エポキシ系接着剤。 合成ゴム系接着剤
  • 耐水性に限度あり・・・・・酢ビ樹脂系エマルション接着剤
  • 耐水性に期待できない・・酢ビ溶液系接着剤
  • 耐水性なし・・・・・・・

■すき間NG

  • 合成ゴム系接着剤
  •  酢酸ビニール樹脂系エマルション接着剤(木のホゾが緩んだときには隙間NGのこの接着剤ではいけない。→エポキシ系を使うべき)
エポキシ系接着剤・・・肉やせがなく、接着面に凹凸や隙間があっても、埋めながら接着するので、充てん接着にも使える。意外に弱点あり・・瞬間衝撃力に弱い



■ガラスNG・・・・シアノアクリレート系接着剤=瞬間接着剤。
はくり剤NG・・・ポリエステル化粧合板


■はみ出し対策・はがし対策

  • 合成ゴム系接着剤/酢ビ溶液系接着剤・・固化前固化後ともにラッカーうすめ液で拭く。
  • 酢ビ樹脂系エマルション接着剤・・・固化前:水や石鹸水 固化後:カッターで削る。
  • エポキシ系接着剤・・・硬貨前:ラッカーうすめ液 固化後は取れない。
  • シアノアクリレート系接着剤・・瞬間接着はがし液、マニキュア除光液ではがす。

















2014年7月15日火曜日

試験のツボ!【丁番編】 建築金物

ネットの画像などで丁番の姿を確認後、ツボを押さえると間違いない! 
 (↓ホームセンターハンズマンさんの画像説明) 見やすい!
http://www.handsman.co.jp/myweb/D03-1-4.html

2014年7月13日日曜日

試験のツボ!【錠前編】 建築金物

ネットの画像などで錠前の姿を確認後、ツボを押さえると間違いない! 
     はキーワード!)

■ツボ1  シリンダー箱錠の各部名称を覚える!

■ドア外側の名称


  • シリンダー・・・・キーが入る穴
  • スペーシング・・・シリンダーの中心とドアノブの中心の距離
  • バックセット・・・ドアの端からシリンダー中心の距離

■ドア内側の名称

  • サムターン・・つまみのこと。コレを動かすことで、デッドボルトの出し入れ運動になり、鍵が掛かるワケ。

■ドアの厚み部分に関する名称

  • フロントの高さ・・・ドアの厚み部分に取り付けているプレートの高さ(交換時に必要なサイズ)
  • フロント幅・・・・・・ドアの厚み部分にとりつけているプレートの幅(  〃  )
  • ビスピッチ・・・・・・フロントの上下のネジ中心間の距離。
  • デッドボルト・・・ドアをロックするためのもの。外からはキーで中からはサムターンで。
  • ラッチボルト・・・ドアが風などで開いてしまわないためのもの。

■ツボ3  種類と特徴 特に防犯性を問う問題が出る!

ピッキングに合いやすい錠はS48年から量産された美和ロックのディスクシリンダー
鍵と錠前の知識さんが分かりやすい図解をされている!
↓ ↓ 
鍵と錠前の知識


  • 面付箱錠(シリンダー面付箱錠)・・・ドア内側に取り付ける(ということは、ドアの本体からデッドボルトが出ない!)外からデッドボルトが覗けないので、防犯性に優れている。(図解参照)
  • 円筒錠・・・今は、室内用ドアにシリンダー錠が組み込まれているデッドボルトがない
  • インテグラル錠・・・別名:本締付モノロック。これも、今は室内用。円筒錠にデッドボルトがついたもの。円筒錠よりは、防犯性はマシだが、あまり防犯性は高くない。 

  • チューブラ錠室内用。上は、ポチでろっく。これはサムターンでロック。
  • 面付本締鍵錠・・・玄関などの引き戸によく使用されている。外からはキー。中からはサムターン。召し合わせ部ではなく、引き戸と縦枠の間に取り付けること。

首回り掛金南京錠等をかけるやつ



キーの抜き差しがしにくいときはシリコンスプレーやオイルはNG。埃が付着するので、ポロン粉を使った鍵用スプレーを使用する。


  • 三角締り・・・召し合わせ部に用いる。左用と右用があり、メーカー間で仕様が統一されておらず、ばらばら。
  • ・・・ロックなしタイプ
  • 三角締り・・・ラッチボルトみたいなやつ
  • 丸落とし、フランス落とし・・・両開きドアの施錠のために片側のドアを固定させるための金具。ドアの召し合わせ(見えないところ・厚みのところ)についているのがフランス落とし
見える部分に取り付ける物は丸落とし・角落

フロアヒンジ・・・ドアクローザーの床に埋め込むタイプ。ドアが全回できる。フロアヒンジは、ドアの軸下の床に埋め込んでドアの重量を受け、その開閉スピードを制御し、ドアが急に開いたり閉じたりしないように、開閉スピードを調整することが可能。また、ドアを定位置でストップさせる機能のフロアヒンジもある。

■ツボ4 ドアクローザーとアームストッパーの違いを把握する!

  • どちらも風のあおり止め。
  • アームストッパーは、ドアを一定の角度でとめたいときに用いる。自動的に閉まらないのがドアクローザーと違う点。

  • ドアクローザーは、油圧を利用して、ドアの閉まる速度をコントロールしている。夏と冬とでは油の粘性が違うため、速度は、夏は少し早く冬は遅いのが一般的。