2014年6月15日日曜日

試験のツボ!【ノコギリ/カンナ編/ノミ】 大工道具

ノコギリ

■ツボ1  アサリについての問題がよく出る!

アサリがないのは・・・廻しびきノコ
アサリが少ないのは・・・胴付きノコ、

■イレギュラーなので出る!

日本のノコギリは、引いて切るが、金切りのこだけは
押した時に切れるように歯を取り付ける。

■ツボ2 ノコの種類・特徴を覚える!

  • 胴付きノコ・・・身が薄く歯は細かくアサリが少ない背金で補強されている。                 精密な細工使われる。組手加工に使われる。
  • あぜびきノコ・・・敷居や鴨居の溝をつくる時などに使う小形ののこぎり。材料のくり貫きや溝を作るときなどに使われる。床板を途中から切り込むことができる。
  • 廻しびきノコ・・・ノコ身は細く厚みがありアサリはない曲線切りくり貫きに使う。
  • 両 刃 ノ コ・・・・・ノコ身の両辺に横びき、ノミ錠の縦びきの歯が付いている。
  • 替刃式仮枠ノコ・・・・刃は、メーカーによって形状が異なる。
  • ダボ切りノコ・・・・ノコ身をしならせても作業ができる。
  • 手曲がりノコ・・・・・伐木・竹用。刃が大きい。
  • 金切りのこ・・・・・・替刃長さは250mmが一般的。
  • ナタ・・・・・・・方刃と両刃がある。

■替刃式ノコが出る!

とにかくいろいろ存在する点を頭に置いておけば、設問にはひっかからない。

■ツボ4 用語を確認!

  • 山数・・・金切りノコの用語。(25.4mm)1インチあたりの歯の数。山数が多い方が薄手金属の切断に適している。
  • アサリ・・ノコ歯の断面は、歯先が左右に曲がっている。これをアサリという。 アサリの役割は、ノコ歯を左右交互に振り分けて、木材をひくときの歯道を広げ、摩擦を少なくすると同時に切り屑を排出する。

  • 横びき・・・木目を直角に切るためのもので、歯は繊維をきるために小刀状になっている。
  • 縦びき・・・木目に沿って切るためのもので、歯は切りくずを出しやすいようにノミ状になっている。

他・・・小さな角棒や平角のもの、丸棒を直角に切る時には、箱切り定規を使うとよい。
  

カンナ

参考 : http://8ri9ri.com/te_tool_03_1.html  
     (楽しくなるDIYさんのページ:図説されていて、わかりやすい♪)

■ツボ1 刃の抜き方がよく出る。

  • 抜くときは、ゲンノウで、台頭の左右のを交互に、刃と平行にたたく。

■ツボ1 刃の入れ方も知っておく。

  • カンナ身を入れ、ゲンノウで、刃の頭をたたき調整。次に裏金を入れ同様に調整する。

■裏金の役割が出る。

  • 裏金は逆目を止める働きをする。
  • そのためには、カンナ身と裏金が密着していなければならない。
  • 少しでもすき間があると、カンナ屑がつまり、削れなくなる。
  • 逆目削りの時は、切削角を大きくすると逆目が留まる。
  • 仕上げの場合は裏金をより打ち込む。

■カンナの種類を覚える

  • 機械しゃくりカンナ・・・幅の狭い溝削りに使われる。
  • 台直しカンナ・・台直し(カンナの下端)の調整。硬い木を削るのにも使われる。
  • デコラカンナ・・メラミン合板の面取りに使われる。
  • 面取りカンナ・・・下端が面取りの形にくり貫かれている。一枚刃が使用される。
  • 反り台カンナ・・・大きな湾曲部分の削り仕上げに使われる。
  • ボードカンナ・・・・・・カッターの大型刃を使用。

■用語

カンナ刃の裏に裏金をつけたものが二枚刃ガンナ


■手入れ

砥石で刃物を研ぐと刃返りができるが、かんな刃は刃帰りがなくなるまで研ぐ。


ノミ

追入れノミ・・一般的なノミで、浅いホゾを作る時などに用いる。

■ツボ1 柄はカツラの1cm下を持つ

■ツボ2 各部の名称を覚える

 カツラ・・・柄の端についているリング。柄が叩かれることによって、割れてくるため、補強のためについている。直接叩かれる面の補強のためではなく、柄が円柱の形を保つための中心部に向けての補強。帯締めの様な役割
追ノミを叩くときには、カツラではなく、木(柄)の部分を叩く。通常、ノミを使うときには、このリングを端より内側にずらし入れ、玄能が直接リング(かつら)に当たらないように改良する。かつらが叩かれることにより、変形するのを避けるためである。なぜ最初からそうして売られていないのか不思議。

 口 金・・・柄で刃側(刃を固定する部分。)

■ツボ3 洋ノミとの違いが出る。


柄がプラスティックである点以外は大して違いはないようだ。
追ノミと同様、かなづちで叩ける。

■ツボ4 ノミの各種用途が出る。


丸ノミ・・・・・丸太を組む時に用いる。
仕上げノミには、カツラが装着されていない。

しのぎノミ・・・・蟻ホゾ、ボツ穴の隅、蟻溝(ガラスのはめこみ溝など)の隅など、薄ノミで加工しにくい個所の加工に用いられる。家具・建具用で、穂の断面が三角形になっている

突ノミ・・・玄能は使わないホゾ穴、接手などの削り仕上げ用。柄を両手で握って使用する。削る巾が大きいので相当腕力がいるので柄も丈夫で長い(360ミリ)



四方ギリ、三つ目ギリ、ネズミ歯ギリ



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