2014年6月30日月曜日

試験のツボ!【バイス/クランプ】 作業工具

クランプ


  • 三方締めクランプ・・・机のへり等を修理するのに便利。小口に薄い板を貼るときなど。
  • スライディングクランプ・・締め付け部が厚みに合わせてスライドするので、作業性に優れている。
  • コーナークランプ・・・・額縁の角を留め(45度)に仕上げる時、板を固定する。・洗濯ばさみみたいな形のやつ
  • ベンチバイス・・・・作業台に取り付けておき2を固定。
  • 木工用バイス・・・・締付けアゴの部分に厚板が取り付けてあり、作業台に取り付け、工作物を固定する。
  • リードバイス   = 万力。   作業台に取り付け、締め付け作業に使用する。
  • 6

  • ベルト締め器・・・・箱の周囲を同時に接着するため、接着剤が乾くまでの間固定。強力に金属の○パイプを加工する時など、材料を固定するのに用いる。


  • ハタ金・・・・板を接続して天板を作る際、接着剤が乾くまでの間固定するのにも使われる。



試験のツボ!【ツチ/ハンマー/クギ抜き/ドライバー】 大工道具

玄能

■ツボ1 両口玄能が出る!


両口玄能は、一方が平面他方が局面(木殺し面)となっており、木工作業に適している。
木殺しとは、ホゾなどが入り易くするため、玄能の木殺し面で叩いて潰すこと。

■ツボ2  バールとカジヤの区別ができるか試される!

  • カジヤ・・・・両端にクギ抜き用の切込みがあり、くぎ抜き専用の道具
  • バール・・・一方の端にはクギ抜きの切込みがあり、もう一方の端は平らな刃面になっている。くぎ抜き作業のほかに、てこの原理を利用して、解体作業に使われる。

■関連道具を覚える

  • 釘締・・・・・・・・・・・・・はみ出した釘の戻しにも使用できる。
  • 平タガネ・・・・・・・・・金属を彫る時に使う。
  • クギ締め・・・・・・・・・隠し釘に。
  • ねずみ歯切り・・・・・深い穴あけに使われ、ねじの下穴に用いられている。
  • 箱屋金槌・・・・・・・・・・くぎ抜きと金づちが兼用できる。一般的なヤツ。特別なヤツではないことに注意。試験にはちょいちょい登場する。
  • ネイルハンマー・・・くぎ抜き付きハンマー。p
  • ショックレスハンマー・・・傷を付けたくない箇所に使用する。
  • プラスティックハンマー・・・・ホゾ組の打ち込み等に使用する。金属製と比べて先端の重さ、強度がないので打撃力は劣るが、先端が柔らかいプラスチックという素材で作られているので、傷を付けたくない箇所が多い車の整備にはもってこいのハンマー。
  • ゴムハンマー・・・・・・・・プラスティックハンマー同様、傷をつけたくない場合に使用する。重量があるのでしっかりたたく必要がある場合にはゴムハンマーの方が効率的。板金用としても使える。
  • ボールビンハンマー・・・・・鍛金リベット打ちなどに使用する。叩くと火花を散らす危険な作業に使われる。
  • カケヤ・・・・・・・・・・・・大型の木製ハンマー。杭打ちや建築で柱のホゾを叩き込む時など大きな力を必要とする時に使用

砥石

■ツボ1 人造砥と天然砥 水に漬けるか否かの違いが問われる!

  • 人造砥は水を勢いよく吸うので、使う前に水に漬けて、充分に水を吸わせておくと、すぐに使用できる。
  • 天然砥は水に漬けることはできない。(層状になっているため)水をかけながら使用する。

■ツボ2 人造砥石の粒度を覚える。

  • 200番程度   荒砥ぎ
  • 1000番前後   中砥ぎ
  • 2000~4000番 仕上げ
■ツボ・・・・・天然砥の中でももっとも細密で知られているのが、名倉砥。


ドライバー


■ツボ1  一番ポピュラーなドライバーは2番

■ツボ2  さび付いたネジを緩める時のドライバーを押さえる!

  • 貫通形ドライバー
  • T型ドライバー                共に、ハンマーで叩くことにより、トルクを与える。
■その他

フレキシブルドライバーは 
自由に湾曲するので、狭い場で活躍する



2014年6月22日日曜日

試験のツボ!【電動工具】

電動工具いろいろ(本頁は、自分に馴染みの薄い道具だけ抜き出し)

■共通事項


  • 電動工具のモーターからの火花が多い場合、カーボンブラシの磨耗が考えられる。
  • 電気工具を使用するときには、キャプタイヤコードを使用する。
  • コードリールを使うとき、巻いたままだと熱をもつので、長く伸ばして使用する。
  • スピードコントローラーを介して電源をとると、様々な電動工具のモーター速度をダイヤル1つで調整することができる。材料にあったスピード調整が行えるだけでなく、電動工具の騒音を減音できるメリットも。単速タイプドリルの回転数を無断変則に変えることができる。

■ツボ1 オービタルサンダーが出る!!

  • 市販のサンドペーパーを使うこともできる。
  • 木材や金属の表面の研磨や、塗装の下地調整で、平らな部分の研磨には最適。錆取りにも。

■ツボ2 よく出る電動工具のポイントを押さえる!


  • ディスクサンダは前方4分の1ぐらいをあてる。サンディングディスクを装着する。
  • 電気カンナの切り込み深さは、フロントベースの上げ下げで調整する。

  • 砥石の外周部を使用して研磨するのは、ベンチグラインダー
  • ベンチグラインダ・・・・作業台に取り付け、モーターシャフトの両側に砥石を取り付け、高速回転させる。刃物や比較的小さい金属を研磨する。砥石の側面で研ぐと割れの原因となるので、側面の使用は避ける。砥石の外周(厚み)の部分を使って研ぐ。


  • ダブテールビット・・・・引き出しの組み手(包み蟻継ぎ)なんかを作る時につかうビット。

  • ホールソーは、木工用以外もある。

  • バンドソー・・・帯ノコ盤ともいう。ミシンみたいな形で、ゆるい曲線が切れ、傾斜切断もできる。

  • コンクリート用ドリルビットは、回転用と振動用がある。
  • プラスティックドリルは、メラミン樹脂版の穴あけに適している。


  • 水平ドリルスタンドは、ドリルを固定し、研磨とかに。

■ツボ2  振動ドリルとハンマードリルの区別をつけよう!

振動ドリル・・・コンクリートの穴あけに使う。(打撃力はないので、はつりはできない。)
ハンマードリル・・・打撃力で、コンクリートを砕くので、はつりなどに使う。

ニブラ(英語: nibbler)は・・・. 工具の一種で、主に金属板に四角い穴を開けたり、直線切りや曲線切りに使う道具。


試験のツボ!【タップ&ダイス/ハンダ】


タップとダイス

穴の内側にねじ山を刻むこと、または棒にねじ山を刻むこと
を”ねじを切る”または”ねじを立てる”と言う。

穴の内側にネジを刻む道具をタップと言いい、丸棒にネジを刻む道具がダイス
その道具と同じようにネジ山のない穴にネジ山を刻みながら締まっていくビスのことを
タッピングビス(タッピングねじ)と言う。


■ツボ1タップは、ボルトを抜くのに使用されない!

ちなみに、逆タップは、折れたネジを抜くときに使う道具。
折れたボルトを抜くのにも使用される。通常のタップは不可(←コレよく出題される)


■ツボ2 タップとダイスの○×問題は、主語に気をつけよう!

ダイス・・ネジ山を作る道具。
      雄ネジの山の修復に使用できる

ップ・・下穴深さは、タップの寸法より2~4ピッチ(山)多く寸法を取る
      下穴径はタップ寸法からピッチを引いた寸法
穴はタップより、細めで長い目ということ

      

ハンダ



ヤニ入りハンダ・・・糸ハンダの中にフラックスを入れたもの

ハンダが玉のようになるときは、ハンダコテの温度を下げる
材質の異なる材料の接合は、熱伝導率の低い方を先に熱する。
ステンレスのはんだ付けは、ヤニなしのステンレス用フラックスを用いる。

 コテの先の汚れはヤスリで落とすが、耐蝕コテの先は、サンディングやヤスリがけをしないで、乾いた布で軽くふく

電子部品のハンダコテは、30w前後。100wは大きすぎ。


ガストーチは、塗装はがしにも利用できる。

2014年6月15日日曜日

試験のツボ!【測定工具】

測定工具

スコヤ ・・・・・直角の検査をしたり、平面の凹凸チェックに遣われる。
下端定規 ・・・・・ カンナ代台を修正する時に使う道具。    
下げ振り ・・・・・カベ紙を貼るときなど、垂直を見るために使う。
さしがね ・・・・・妻手は長手の2分の1の長さ。幅は15mm
長手の裏には、裏目がついていて、メモリは√2 倍の目盛りがついている。

ピッチゲージ ・・・・・ネジのピッチを測定。ネジにぎざぎざをあてて、ぴったり合ったらそれがネジピッチ。

  • メートルネジ用は、山から山までの寸法が何ミリかを表す。
  • インチ用は1インチ内にある山数。

型取りゲージ ・・・・・
水平器・・・・・・・・・・・水平を測定する道具。中には、垂直、傾斜を測定できるものもある。
レベルゲージ ・・・・・主に傾斜角度を測定する定規。

型取りゲージ ・・・・・
ノギス ・・・・・目盛りはまず、副尺目盛りの0に位置で主尺の目盛りを読み取る。
         精度は20分の1mm (0.05mm)である。


留め定規 ・・・・・45度をけがくときに使う。


スタッドセンサー ・・・・ 壁に接触させ、壁の内側にある間柱などの位置を調べるものである。
サーキットテスター ・・・・家庭用電気器具や音響機器などの回路の電圧、電流、抵抗値などを
調べるものである。

レーザー墨出し器

試験のツボ!【ノコギリ/カンナ編/ノミ】 大工道具

ノコギリ

■ツボ1  アサリについての問題がよく出る!

アサリがないのは・・・廻しびきノコ
アサリが少ないのは・・・胴付きノコ、

■イレギュラーなので出る!

日本のノコギリは、引いて切るが、金切りのこだけは
押した時に切れるように歯を取り付ける。

■ツボ2 ノコの種類・特徴を覚える!

  • 胴付きノコ・・・身が薄く歯は細かくアサリが少ない背金で補強されている。                 精密な細工使われる。組手加工に使われる。
  • あぜびきノコ・・・敷居や鴨居の溝をつくる時などに使う小形ののこぎり。材料のくり貫きや溝を作るときなどに使われる。床板を途中から切り込むことができる。
  • 廻しびきノコ・・・ノコ身は細く厚みがありアサリはない曲線切りくり貫きに使う。
  • 両 刃 ノ コ・・・・・ノコ身の両辺に横びき、ノミ錠の縦びきの歯が付いている。
  • 替刃式仮枠ノコ・・・・刃は、メーカーによって形状が異なる。
  • ダボ切りノコ・・・・ノコ身をしならせても作業ができる。
  • 手曲がりノコ・・・・・伐木・竹用。刃が大きい。
  • 金切りのこ・・・・・・替刃長さは250mmが一般的。
  • ナタ・・・・・・・方刃と両刃がある。

■替刃式ノコが出る!

とにかくいろいろ存在する点を頭に置いておけば、設問にはひっかからない。

■ツボ4 用語を確認!

  • 山数・・・金切りノコの用語。(25.4mm)1インチあたりの歯の数。山数が多い方が薄手金属の切断に適している。
  • アサリ・・ノコ歯の断面は、歯先が左右に曲がっている。これをアサリという。 アサリの役割は、ノコ歯を左右交互に振り分けて、木材をひくときの歯道を広げ、摩擦を少なくすると同時に切り屑を排出する。

  • 横びき・・・木目を直角に切るためのもので、歯は繊維をきるために小刀状になっている。
  • 縦びき・・・木目に沿って切るためのもので、歯は切りくずを出しやすいようにノミ状になっている。

他・・・小さな角棒や平角のもの、丸棒を直角に切る時には、箱切り定規を使うとよい。
  

カンナ

参考 : http://8ri9ri.com/te_tool_03_1.html  
     (楽しくなるDIYさんのページ:図説されていて、わかりやすい♪)

■ツボ1 刃の抜き方がよく出る。

  • 抜くときは、ゲンノウで、台頭の左右のを交互に、刃と平行にたたく。

■ツボ1 刃の入れ方も知っておく。

  • カンナ身を入れ、ゲンノウで、刃の頭をたたき調整。次に裏金を入れ同様に調整する。

■裏金の役割が出る。

  • 裏金は逆目を止める働きをする。
  • そのためには、カンナ身と裏金が密着していなければならない。
  • 少しでもすき間があると、カンナ屑がつまり、削れなくなる。
  • 逆目削りの時は、切削角を大きくすると逆目が留まる。
  • 仕上げの場合は裏金をより打ち込む。

■カンナの種類を覚える

  • 機械しゃくりカンナ・・・幅の狭い溝削りに使われる。
  • 台直しカンナ・・台直し(カンナの下端)の調整。硬い木を削るのにも使われる。
  • デコラカンナ・・メラミン合板の面取りに使われる。
  • 面取りカンナ・・・下端が面取りの形にくり貫かれている。一枚刃が使用される。
  • 反り台カンナ・・・大きな湾曲部分の削り仕上げに使われる。
  • ボードカンナ・・・・・・カッターの大型刃を使用。

■用語

カンナ刃の裏に裏金をつけたものが二枚刃ガンナ


■手入れ

砥石で刃物を研ぐと刃返りができるが、かんな刃は刃帰りがなくなるまで研ぐ。


ノミ

追入れノミ・・一般的なノミで、浅いホゾを作る時などに用いる。

■ツボ1 柄はカツラの1cm下を持つ

■ツボ2 各部の名称を覚える

 カツラ・・・柄の端についているリング。柄が叩かれることによって、割れてくるため、補強のためについている。直接叩かれる面の補強のためではなく、柄が円柱の形を保つための中心部に向けての補強。帯締めの様な役割
追ノミを叩くときには、カツラではなく、木(柄)の部分を叩く。通常、ノミを使うときには、このリングを端より内側にずらし入れ、玄能が直接リング(かつら)に当たらないように改良する。かつらが叩かれることにより、変形するのを避けるためである。なぜ最初からそうして売られていないのか不思議。

 口 金・・・柄で刃側(刃を固定する部分。)

■ツボ3 洋ノミとの違いが出る。


柄がプラスティックである点以外は大して違いはないようだ。
追ノミと同様、かなづちで叩ける。

■ツボ4 ノミの各種用途が出る。


丸ノミ・・・・・丸太を組む時に用いる。
仕上げノミには、カツラが装着されていない。

しのぎノミ・・・・蟻ホゾ、ボツ穴の隅、蟻溝(ガラスのはめこみ溝など)の隅など、薄ノミで加工しにくい個所の加工に用いられる。家具・建具用で、穂の断面が三角形になっている

突ノミ・・・玄能は使わないホゾ穴、接手などの削り仕上げ用。柄を両手で握って使用する。削る巾が大きいので相当腕力がいるので柄も丈夫で長い(360ミリ)



四方ギリ、三つ目ギリ、ネズミ歯ギリ